Xserverを契約して、はじめてFTP接続するときに、少し困ったことを記しておきます。
接続の仕方は基本的な方法でやりましたが、FTPoverTLSの設定で少しつまづきました。
FTPoverTLSとはなにか
まずは、この理解が必要ですね。
FTPoverTLS -> FTPで送受信するデータをTLSまたはSSLで暗号化する技術。
SSLとTLSは同じものをさすのだそうです。SSLが3.0までバージョンアップされ、その後、TLS1.0になったのですが、まだSSLの名称が一般に知られているために、SSL/TLSと併記されることも多いのです。
SSL(Secure Sockets Layer)
TLS(Transport Layer Security)
http通信でもこの暗号化は現在では必須と言ってもいいくらいです。
このブログサイトはXserverでドメインを取得していて、
すでにSSL/TLS化しています。
アドレスのhttps://というふうに「s」がついていると
暗号化されていて安心ですよということです。
Filezillaの設定
- ファイルメニューからサイトマネージャーを起動
2. ホスト名、ユーザー名、パスワードをXserver契約時のメールから確認して入力。
3. 暗号化の部分を「明示的なFTP over TLS が必要」にする。
これで接続できるはずなのですが、何度やってもうまくいきません。なんと「致命的なエラー」とか出てきます。
Xserverのマニュアルを見ても、FTP over TLS には標準で対応していると書いていました。いろいろ調べているうちに、サーバーに独自ドメインを使っていて、そのドメインをSSL化したことを思い出しました。
で、いまFTP接続しようとしているのは、独自ドメインではなく、それをも含んだサーバー全体。ということは、サーバー全体をSSL化できていいないということか?と思い至りました。
で、サーバー全体にSSL設定をしました。反映に少し時間がかかりましたので、これで行けているのかどうか不安でしたが、翌日、やってみると無事FTPが開通!
ググっているだけではいけないと自戒
とりあえず、Xserver Filezilla でググって出てきた情報に従って設定をしていっていたので、深く理解していなかったのです。そのために、かなり長い時間これで悩みました。横着はいけないなあと実感です。
今回、これをきっかけに、
- SSL/TLSのことについての知識
- サーバーのファイル構成
などについて考えることができました。
ググりつつ、そこに「これは何?」という好奇心を忘れずに、これからも学習を続けていきます。
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