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プログラミング教育のはじめかたとおすすめ教材

教育カテゴリ 教育
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    202004プログラミング教育必修

    • 実は、このコロナ禍の中、プログラミング教育を公立学校で必ず実施することになっています。しかし、現場の実態はというと、先生たちの業務におけるICT環境が貧弱で、まだまだアナログな世界です。
    • 先生たちの多くは、コンピュータ使って便利に効率化されたという経験が少ないです。配置されているコンピュータは、多くの場合、セキュリティガチガチで、クリエイティブに活用できるような状況ではありません。
    • もちろん、少しずつは、良い環境になってはいますが。
    • そんな大変な状況の中、小学校現場で、出来るだけ多くの先生が、まあ、やってみようかと思えるようなプログラミング教育の始め方やおすすめの教材などを紹介します。
  • プログラミング教育の考え方

    • 文科省が出した「プログラミング教育の手引」には、プログラミング教育の年来について、次の用に書かれています。
    • 小学校におけるプログラミング教育のねらいは、「小学校学習指導要領解 説 総則編」においても述べていますが、非常に大まかに言えば、①「プロ グラミング的思考」を育むこと、②プログラムの働きやよさ、情報社会がコ ンピュータ等の情報技術によって支えられていることなどに気付くことがで きるようにするとともに、コンピュータ等を上手に活用して身近な問題を解 決したり、よりよい社会を築いたりしようとする態度を育むこと、③各教科 等の内容を指導する中で実施する場合には、各教科等での学びをより確実な ものとすることの三つと言うことができます。
    • プログラミング的思考を育むこと」とあるように、必ずコンピュータを使わなければならないというわけではありません。今まで教室でやってきたことで、プログラミング的思考につながるものも多くあります。時間割とか、筆算の手順とか。もっと広げれば、世の中はプログラミング的思考で溢れているというわけです。
    • また、指導要領に定められた授業時数の中でプログラミングの時間を特設するとなると、総合くらいになりますが、そこでやりたいこともいろいろある中で、時間の捻出も課題です。教科との関連でとりくむという観点も大切です。
  • 低学年におすすめアンプラグド・プログラミング

    • コンピュータを使わないプログラミング的な思考学ぶことを「アンプラグドプログラミング」と言います。低学年では、コンピュータの使い方もまだまだな子どもも多く、アンプラグドプログラミングから入るのがおすすめです。
    • 図工の時間でプログラミング〜ルビィの冒険

      • https://www.shoeisha.co.jp/book/rubynobouken/
      • ルビィのぼうけんとは(翔泳社特設サイトより)
        • 引用 『ルビィのぼうけん』は、コンピューターとテクノロジーと、それからプログラミングについての世界一”風がわりな”絵本です。 好奇心旺盛な女の子ルビィが、宝石集めを通してプログラミングに必要な考え方にふれる物語からはじまり、後半の”自分でやってみよう!”(練習問題)へと続いていきます。特に5歳ぐらいからの子どもにおすすめです!(大人が読んでも新たな発見があるかもしれません!)
        • 特設サイトにいくと絵本に沿ってとりくめるプリントがダウンロードできます。コンピュータ自体についても、自分で作りながら仕組みをりかいできるものなどもありますので、まずはそこからとりくむといいでしょう。
        • 次に、主人公のルビィにどんな服を着せるのか考えるものや、いわゆるスリーヒントクイズのようなものなど、楽しくとりくめるワークシートがあります。
        • プログラミングではないですが、コンピュータの基本的な仕組みを学べる「はじめてのコンピューター」や「自分だけのOSを考えよう」など低学年の子どもにはぴったりです。
    • 生活科の時間で〜朝の予定を考える。

      • 朝、学校に来るまでにするべきことをどんな順番でするのか考えたり、「雨の日はどうするか」などの制約を加えたりして、自分の考えを伝え合うのもよいです。具体的な授業音進め方はどんな方法でもいいでしょう。プログラミング的思考を育むというねらいを明確にして、楽しくすすめましょう。はみがきの仕方などを考えるのもよいです。保健の授業と合わせて実施することができます。
      • いずれも、授業のまとめなどで、「これがプログラミングに関係のある考え方」であることを確認すれば、りっぱなプログラミング教育です。
  • 中〜高学年ではアンプラグドからビジュアルプログラミングへ

    • アワーオブコード

      • https://hourofcode.com/au/ja/learn
      • 中〜高学年ではアワーオブコードがおすすめです。
      • ゲーム感覚で命令を積み上げることができること。最初の課題、2個めの課題くらいまで子どもたちとやれば、あとは、子どもたちそれぞれが、自分のペースで進めることができます。そして、ちょっと困っている子どものフォローに回っていけばOkです。
      • 色々なキャラクターのものがあることも、子どもたちのモチベーションアップに役立ちます。
      • 今の学校でも紹介をしたところ、6年生が、「ダンスパーティー」という教材にとりくみました。これは、キャラクターにダンスのふりつけをプログラミングするものです。とても楽しくとりくみ、その後、体育の「フラッグでオリジナル演技を考える」というとりくみにつなげていました。
    • スクラッチ

      • 言わずとしれた、プログラミング教育の定番です。ほるもんTの学校のコンピュータにはデスクトップアプリがインストールされています。
      • 背景を選んだり、キャラクターを選び、自分の思い通りに動かすという基本的なところから、条件分岐や繰り返し、イベント処理などがブロックでプログラミングできます。ゲームなどを作ることもできます。
      • ある程度まで教えれば、かってにどんどんできる子もいるかもしれませんが、やはり教える先生の理解が必要です。コンピュータが大好きな先生なら大丈夫でしょうが、そうでない先生にとっては、かなりハードル高いような印象です。
  • 楽しくて簡単なことからはじめましょう。

    • 鬼のように「○○教育」の指示をおろしてくる文科省、2020年度には小学校で英語も教科となるなど超忙しい現場です。そんな中で、時間の捻出や先生たちの研修が十分ではありません。
    • ○○教育って言っていますが、教育というのはすべてが深いところでつながっているものです。だから、こじつける・・・ではなく、関連づけて考えていくことが大切だとほるもんTは思うわけです。また、まずは、先生たち自信がコンピュータの良さや便利さ、楽しさを感じることが大切です。
    • まずは、楽しくできて、できるだけ簡単なところからはじめてみるのがおすすめです!
    • ほるもんTがつくったリンク集では、プログラミングができるサイトとタイピング練習ができるサイト中心にまとめました。そんなに、丁寧に作ったものではありませんが、一度、どんなものか体験してみるくらいには使えるかなと思います。よかったらご覧ください。
    • パソコンのべんきょうのためのリンク

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